基準地価の傾向から見る対策

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基準地価の傾向から見る対策

2019年9月19日に基準地価が発表されました。

(基準地価とは)
国土利用計画法施行令に基づき実施される
都道府県地価調査により算出された基準地の
毎年7月1日時点における価格。

(令和元年の概要:国土交通省発表)
令和元年都道府県地価調査の結果では、
三大都市圏以外の地方圏でも商業地が
平成3年以来28年ぶりに上昇に転じるなど、
全国的に地価の回復傾向が広がっています。

用途別では、住宅地は下落幅の縮小傾向が継続、
商業地は3年連続で上昇。

背景として、
景気回復、雇用・所得環境の改善、低金利環境の下で、
1.交通利便性等に優れた地域を中心に住宅需要が堅調であること、
2.オフィス市場の活況、外国人観光客等の増加による
 店舗・ホテル需要の高まりや再開発事業等の進展を背景に
 需要が拡大していること、
が挙げられます。

国土交通省の総括では「良い面」だけですが、
個々にはそれぞれの特徴があり、
すべての地域、地点で同じ解釈をすると
現実とのギャップが生じてしまいます。

総括にある「利便性に優れた地域」とあるように、
都心部、都心部へのアクセスが良い、
駅や中心地へのアクセスが良い、など、
利便性が優れた地域では堅調に推移したものの、
逆に利便性で難がある地域や地点では下落傾向にあります。

柏市の主な地点の動向を確認してみました。

商業地:柏5-1(末広町)4.0ポイント上昇
    柏駅前
住宅地:柏29(柏6丁目)1.0ポイント上昇
    柏駅至近
住宅地:柏15(明原3丁目)0.5ポイント上昇
    柏駅徒歩圏
住宅地:柏14(篠籠田)変動なし
    柏駅(バス)と豊四季駅(徒歩)
住宅地:柏17(戸張)1.2ポイント下落
    柏駅よりバス圏もギリギリ徒歩も可
住宅地:柏35(亀甲台町)5.1ポイント下落
    柏駅からバス便、新柏駅からもバス便

駅までの利便性により地価動向にこれだけの違いが生じます。

一口に柏市、柏駅と言っても、
4.0ポイント上昇から5.1ポイント下落まで、
駅からの利便性により状況はさまざまです。

少しマクロに各市の主な駅の動向を確認してみました。

商業地:柏5-1(末広町)4.0ポイント上昇
商業地:松戸5-1(本町)8.0ポイント上昇
商業地:我孫子5-1(我孫子1丁目)1.7ポイント上昇
商業地:流山5-1(南流山4丁目)4.8ポイント上昇
商業地:野田5-1(野田)1.1ポイント下落(公示地価)
商業地:鎌ケ谷5-1(新鎌ヶ谷2丁目)3.3ポイント上昇
商業地:取手5-1(新町2丁目)1.9ポイント下落

千葉県北西部(東葛)、茨城県南でも、
都心部へのアクセスなどにより傾向は異なります。

おそらく、今後も同じ傾向は続き、
さらに、消費税増税による景気悪化や
人口の減少などによっては、
この傾向がさらに強くなることが予想されます。

一般家庭の主な資産と負債である住宅を
この傾向を踏まえたうえで、どう考えるかが、
日々の生活、子育て、老後に向けての明暗を左右します。

(購入編)
これから購入するなら上昇傾向にある地域とする、
それ以外の地域なら住宅ローンの負担を極力軽くして、
住宅の家計への影響度を小さくする。

(売却編)
横ばいから下落傾向にある地域に所有するなら売却する、
もしくは、住宅ローンの負担を軽くするか、
過度に維持費用をかけずに使い切る。

私自身は、下落傾向にある郊外の住宅地に、
不動産を所有して暮らしております。

書いていることと違い、また、
プロとしての助言にも反しております。

事情もあり、また、暮らしやすいので売却はしませんが、
購入する際にはなるべく予算を抑えました。

株式投資とは違い、住宅の場合、
生活や事情、暮らし方もあるので、損得だけでは判断できませんが、
不動産の傾向を知ったうえでのご判断をお勧めします。

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